薬の相談

仕事

ある日、高齢の患者さんが「よその薬局でもらった薬のことで、ちょっとわからないことがあるんだけど…」と、私のところに相談に来てくださいました。

お薬手帳を見せていただくと、処方された薬が以前とは少し変わっていて、減量になっているのに、実際に飲む錠数が増えていたのです。
これは、配合錠(いくつかの薬が1つの錠剤にまとまっている薬)をやめて、別々の薬になったときなどによくあることです。

おそらく、医師からも説明があり、薬局でも説明を受けて「そのときはわかった」のだと思います。
でも、時間がたってから「あれ?どうだったっけ?」と不安になってしまったのでしょうね。

そんな中で、私を思い出して、相談に来てくださったことがとても嬉しかったです。
「頼りにしてます」と言ってもらえたような気がしました。

お薬のことって、どうしても複雑になることがあります。
中には、主治医に確認しないとハッキリしたことが言えない場合もありますが、どうぞ遠慮せず、話しやすいと思う人(医師、薬剤師、看護師など)に気軽に相談してくださいね。

「聞いてよかった」「安心した」と思っていただけるよう、これからも丁寧にお話をうかがっていきたいと思います。

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