マッチングアプリに登録してみて、まず感じたのは…
自分が選ぶ側じゃなく、「選ばれる側」だったという現実。
同世代のアラ還男性は、30代・40代の若い女性を求めている人が多く、
こちらから「素敵だな」と思った人は、すでにたくさんの「いいね」をもらっている人気者。
一方、私にはほとんど反応がありませんでした。
届く「いいね」は、怪しい30歳前後の若い男性か、70代くらいの年上の方ばかり…。
少し落ち込みましたが、「じゃあ、できることをやってみよう」と思い直しました。
プロフィールを少しだけ“魅せる”方向に
まずはプロフィール内容を見直し。
正直さはそのままに、趣味の部分を少し丁寧に広げました。
・スポーツクラブでは、ヨガやダンスを楽しんでいること
・音楽が好きで、ギターを習っていること
・旅行や料理も好きなこと
「暮らしを楽しんでいる自分」が少しでも伝われば…と思いながら書き直しました。
最大のハードルは「顔出し」問題
そして一番の悩みどころだったのが、「顔写真」。
最初は絶対に顔出しなんて無理!と思っていたのですが、
写真なしでは“見てもらえない”ことも痛感しました。
そこで私なりの工夫をすることに。
目元に黒い帯を入れて、はっきり顔がわからないようにした写真を掲載したのです。
顔全体は出さないけれど、雰囲気は伝わる。
これなら安心かな…と半信半疑で試してみたところ、驚くことに、「いいね」が少しずつ届くようになったのです!
「もっとちゃんと顔が見たい」と言われたときは?
その後、数人の方とマッチングし、やり取りを始める中で、こんなお願いをされることが増えました。
「もっとちゃんとお顔がわかる写真を見せてもらえませんか?」
最初はドキッとしましたが、やり取りを重ねて、
「この人なら信用できそう」と思えた方にだけ、個別に目隠しなしの写真を送るようにしました。
もちろん、それでも顔バレのリスクが完全にゼロになるわけではないですが、
この方法をとることで、私の場合は幸いにも知人にバレることは一度もありませんでした。
無理はしない。でも、できる工夫はしてみる
「自分を偽らずに、でも“見せ方”を工夫する」
そんなバランスをとりながら、マッチングアプリを少しずつ楽しめるようになってきた気がします。
この年齢になってからの恋愛は、焦らず、少しずつ。
まずは「会ってみたいな」と思ってもらえる自分を、無理せず、丁寧に伝えていくことが大事なのかもしれませんね。
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