マッチングアプリを始めてから、いろんな方とやり取りをしてきました。
その中でも、思い出に残っているけれど、結局会うことがなかった方とのお話です。
共通点がたくさんの彼
彼は隣町に住んでいる方。
プロフィール写真からは真面目で優しそうな雰囲気が伝わってきて、
お互いに死別の経験があり、自然と共感が湧きました。
同じような年代の子どもが二人いること、
そして仕事内容も近いことがわかり、
「この人なら気持ちがわかり合えるかもしれない」と思ったのです。
2ヶ月続いたメッセージのやり取り
最初のうちは、ちょっとした日常の話やお互いの仕事の話など、楽しいやり取りが続きました。
彼は早期退職をして、再雇用先を探しているところだったようです。
「私と似た境遇だな」と思う部分もあって、親近感がありました。
でも、どんなに話が合っても、なかなか「会いましょう」という話にはなりませんでした。
会えなかった理由と気づき
今思うと、彼の方も求職中という状況で、気持ちに余裕がなかったのかもしれません。
私の方から「会いませんか?」と、もう一歩踏み出す勇気を出せばよかったのかな?
…そんな風に、ちょっと後悔しています。
気づけば、メッセージのやり取りはだんだん少なくなり、
そのまま自然消滅してしまいました。
それでも、出会いの大切さ
結局、会うことは叶わなかったけれど、
誰かと気持ちを通わせることができた時間は、私にとって大切な体験になりました。
マッチングアプリでは、うまくいかないことも多いけれど、
お互いの人生の一部を垣間見られる出会いは、思いがけない学びがあるものですね。
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