マッチングアプリで知り合った彼は、私より6歳年上。
離婚歴があり、すでに定年退職して嘱託職員として再雇用されていました。
紳士的な彼に惹かれた初デート
初めて会ったのは、一流ホテルのレストランでのランチ。
とても紳士的で、細やかな気遣いができる人だなと感じました。
ゆっくりお話ししながら、「また会いたいな」と思えるほど好印象でした。
二回目のデートで見えた価値観の違い
次のデートは観光地を散策。
ゆっくり歩きながら、お互いのことをいろいろ話しました。
でも、話の流れで彼が自分の仕事や年金額、貯金の話を始めたとき、
私は正直、ちょっと興味が持てませんでした。
結婚を考えられるほどの気持ちがない段階で、
「お金の話はちょっと重いな…」と感じてしまったんです。
三回目のデートで気づいたこと
三度目のデートは、人気の老舗レストランでランチ。
私としてはお酒を飲んで楽しく過ごしたかったけれど、
彼はお酒が好きじゃない様子。
「じゃあ今日は飲まなくてもいいかな」と我慢しました。
その後、喫茶店でお茶を飲みながら話していたけれど、
なんとなく話題が続かなくなって、ふと彼を見たら…
大きなあくびと、ちょっと疲れたような顔。
「私といると、彼は無理をしているのかもしれない」
その瞬間、そう感じました。
自分らしくいられる相手
どんなに紳士的でいい人でも、
自然体で付き合えないなら、それは続かないのかも…
お互いに背伸びせずにいられる人が一番だなと、改めて思いました。
このデートを最後に、彼とはお別れすることに。
少し寂しかったけれど、正直な自分の気持ちを大切にできたから、
後悔はありません。
コメント