1日目〜夜の出発から、そばに温泉、日本酒三昧の幸せな一日
夜の出発から、そばに温泉、日本酒三昧の幸せな一日
仕事を終えたその夜、リョウくんが車で我が家まで迎えに来てくれました。
「夜のうちに出発して、朝から思いっきり楽しもう!」ということで、少しだけ仮眠をとってから、夜中に長野へ向けて出発🚗
こうして、私たちの信州旅がスタートしました。
◆ 澄んだ水に癒されて:大王わさび農場と安曇野の湧水
早朝に到着したのは、安曇野市の【大王わさび農場】。
観光客もちらほら。早朝の空気はひんやりしていて、身も心もシャキッと目覚めました。

近くにある【安曇野わさび田湧水群】にも立ち寄りました。
水の透明度にびっくり。手を入れてみると、つめたくて気持ちよくて……まるで心が洗われるような感覚。
自然の力って、やっぱりすごいですね。
◆ 信州といえば、やっぱりお蕎麦!
お昼ごはんは、信州名物のおそばをいただくことに。

お店の戸を開けると、ふわっと香るそばのいい香り。

細めでのどごしのよいお蕎麦に、ピリッと辛い本わさび。
朝から動いていた体に、じんわり染みました。
◆ 八方の湯で温泉タイム♨️ お肌つるつる!
午後は【八方の湯】という温泉へ。

アルカリ泉質のお湯は、ぬるめでゆっくり入れて、お肌もしっとりつるつるに。
心までふわっとほぐれていきました。
◆ 夜は松本の街で“日本酒ハシゴナイト”
夜は松本市内のホテルへチェックイン。
荷物を置いたら、まずは近くの酒屋さんへ。
リョウくんが「地元の酒屋に行ってみよう!」と提案してくれて、これが大正解。
親切な店主さんにおすすめの地酒を教えてもらい、そのまま紹介していただいた居酒屋さんへGO!
冷たい地酒をきゅっと一杯、信州のおつまみと一緒に……至福のひとときでした。


気づけば、居酒屋を3軒もはしご(笑)
地酒がどれも美味しすぎて、ついつい飲みすぎてしまいましたが、笑いの絶えない楽しい夜になりました。
◆ まとめ:心も体も満たされた大人の旅の1日
早朝の自然、名物グルメ、温泉、そして地酒。
どれもこれも、心に残る“信州時間”でした。
なにより、リョウくんと一緒に過ごす時間そのものが、なによりの贅沢だった気がします。
「次はどこへ行こうか?」
そんな会話をしながら、旅の夜はふけていきました。
2日目〜夜の出発から、そばに温泉、日本酒三昧の幸せな一日
前夜の“はしご酒ナイト”の余韻も残るまま、2日目の朝はゆっくりスタート。
ホテルの部屋でのんびり過ごす朝――そんな旅の始まりもまた贅沢です。
◆ 酒蔵でふらり、地元の味に触れる
午前は近くの地元の酒蔵を訪ねました。
前夜にあれだけ飲んだのに(笑)、地酒を見ているとまたワクワクしてくるから不思議。



旅先の酒蔵は、地元の人の気配や土地の文化が感じられて、歩いているだけで楽しい場所です。
◆ お昼は「ジンギスカン街道」で満腹ランチ
向かったのは、国道19号線沿いに連なる“信州ジンギスカン街道”。


今回はその中の人気店「ろうかく荘」に立ち寄りました。
初めて食べた信州のジンギスカンは、
「柔らかい!」「臭みがない!」「タレが最高!」の三拍子。
ラム肉ってこんなに美味しかったんだ…と、ちょっと感動。
大人になると、旅の楽しみは“食”に集約されますね(笑)
◆ 戸倉国民温泉で、またまたお肌つるつる♨️
午後は千曲市へ移動し、【戸倉国民温泉】へ。


こちらもアルカリ性の美肌の湯。湯上がりはしっとり、つるんとした感触で、
「温泉って、本当に“美容液”みたい」と実感する時間でした。
湯船でのんびりしながら、
「次はどこの温泉に行こうか」なんて考えていると、時間がゆっくり流れていきます。
◆ 道の駅でおやきと出会う
帰り道に立ち寄った道の駅では、気になっていた「おやき」を発見!
いろんな具があって、選ぶのも楽しい。
私は野沢菜、タケノコをチョイス。
ふかっとした生地に、ぎゅっと詰まった具材。見た目よりずっしりしていて、軽食にぴったり。
◆ フルーツ天国にうっとり…夜のお楽しみ
そして、地元の果物コーナーで目が合ってしまったのが、
生のあんず、さくらんぼ、ブルーベリー!
どれも新鮮でつやつやしていて、思わず大人買い(笑)
夜、ホテルに戻って味見タイム。
「わぁ、これ甘い!」「こっちは酸味がいいね」なんて話しながら、今日の締めくくり。
思わず買いすぎてしまったけれど、旅先だからいいんです。
心もお腹もまんぷくな、幸せな一日でした。
◆ 大人旅のご褒美は、「ゆっくり」と「おいしい」
若い頃のように、あれもこれも…と予定を詰め込む旅ではなく、
今日は食べたいものを食べて、行きたい温泉に入って、
「なんだかいい一日だったね」と言い合える――そんな旅。
年齢を重ねたからこそ味わえる、ゆるやかで贅沢な時間。
信州の自然と味覚、そして何より“誰かと旅をする楽しさ”をたっぷり感じた一日でした。
3日目〜温泉と地酒と、あたたかな人との出会いに包まれて
旅もいよいよ終盤に。
この日は朝から、ゆっくりとしたスタート。
ホテルをチェックアウトして、向かったのは【戸倉上山田温泉】です。

実は昨日訪れた“戸倉国民温泉”も、そのエリアの一つだったと、現地で知ってちょっと笑ってしまいました。
それだけ、信州には温泉がたくさんあるということなんですね。
◆ 最後の宿は、静かな温泉旅館
今回の旅のラストを飾るのは、風情のある温泉旅館。

チェックインを済ませて、まずは湯船へ。
熱すぎず、ぬるすぎず。旅の疲れをゆっくりと溶かしてくれる、やさしいお湯でした。
お湯に浸かりながら、
「また来たなぁ」
そんな言葉が自然と口をついて出てくる。
旅の終わりが近づいていることが、少しだけさみしく感じるひとときです。
◆ 酒屋さんとの出会いもまた、旅の楽しみ
お風呂あがりは、またしても(笑)地元の酒屋さんへ。
「旅館で飲む地酒を選ぼう」と立ち寄ったのですが、
店主さんがとても親切で、
「この辺でおすすめの居酒屋ありますか?」と聞いたところ、すぐに紹介してくれました。
こういう“人のつながり”が、旅の魅力ですよね。
◆ 地元の居酒屋で、心温まる出会い
紹介されたのは、落ち着いた雰囲気の個人経営の居酒屋さん。
ご主人が一人で厨房を切り盛りし、お母さまと奥さまがホールをお手伝い。
アットホームな空気に、自然と肩の力が抜けました。

お座敷には、宿泊客と思われるグループと、カウンター席にひとりで来ていた男性客の姿。
その男性とは、席の距離も近かったこともあり、自然に会話がはじまりました。
「5年前に妻を亡くしてね、今はこうして、各地の温泉を巡ってるんですよ」
そう話す彼の表情は、少し切なく、それでもどこか晴れやかでした。
旅先の、一期一会の出会い。
年齢を重ねたからこそ、言葉の重みや優しさが胸に残ります。
◆ 香りとぬくもりに包まれた、旅の夜
このお店でも、地元の日本酒をいくつもいただきました。
リョウくんと、
「このお酒は香りがいいね」
「こっちは酸味が立ってて料理に合うね」
なんて語り合いながら、じっくり味わう夜。
料理もとても美味しくて、ついついお酒がすすんでしまいました。


旅の締めくくりにふさわしい、
心もお腹も満たされる、あたたかく幸せな夜でした。
◆ 年齢を重ねた今だからこそ、味わえる旅がある
若い頃の旅は、“行きたい場所”が主役だった。
でも今は、“一緒にいる人”との時間こそが、旅のいちばんの宝物。
地酒を選んだり、地元の人と会話を交わしたり、
ひとつひとつの出来事が、ふたりの記憶をじんわりと染めてくれました。
アラ還の私たちにも、まだまだこんな旅ができる。
そんな気づきをくれた、信州の旅でした。
4日間の旅がくれたのは、お酒と温泉と、優しい時間でした。
「この旅、終わってほしくないね」
そんな言葉が、何度も口からこぼれました。
4日間の信州の旅。たくさん笑って、たくさん食べて、たっぷり癒された、幸せな時間でした。
◆ 旅の締めくくりも、やっぱり“地酒”から
最終日、チェックアウトしてすぐに向かったのは、前日に居酒屋さんで飲んで気に入ったお酒を買いに、地元の酒屋さんへ。
「旅先で出会ったお酒を、おうちでもう一度楽しめるなんて最高だよね」と、
リョウくんとふたり、嬉しそうに日本酒を吟味。
キャンプ好きな彼の車には、いつも大型のクーラーボックスが積まれていて、こういう時に本当に頼りになります(笑)
私はクラフトビールも大好きなので、何本もお持ち帰り決定!


旅が終わっても、家で“旅の続きを楽しめる”って、最高の余韻の味わい方ですよね。
◆ もう一度、信州そばを
信州と言えば、やっぱりお蕎麦。
「帰る前にもう一度食べておこう!」と、旅の最後のランチは2軒目の信州そば店へ。

しっかりとしたコシと香り。シンプルなのに、なぜこんなに美味しいんだろう。
お腹を満たした後は、地元のスーパーや物産店でお土産探し。

道の駅とはまた違った品ぞろえで、地元の人が普段使っている調味料や、おつまみ、地場野菜なども買えて満足♪
◆ 帰り道も笑いながら、「また行こうね」と
名残惜しさを感じながらも、車の中では笑いが絶えません。
「このビールは、あの夕焼けの時に飲もうね」
「次は飛騨高山とか、行ってみない?」
すでに次の旅の話が始まっていました。
リョウくんとこうして旅をして、お酒を飲んで、
たわいもない話をたくさんして、時々静かに同じ景色を眺めて――
それだけで心が満ちていくのを感じます。
◆ 60歳からの恋も旅も、まだまだこれから
若いころのように、激しく恋するわけではないけれど。
この年齢だからこそ気づく、穏やかで温かい恋があります。
旅の中で、私が一番感じたのは
「一緒に笑える人がいるって、なんて幸せなんだろう」ということ。
誰かと時間を共有することが、
景色も、食べ物も、温泉も、全部「もっと素敵に」見せてくれるんです。
◆ アラ還女子へ、エールをこめて
「もう恋なんてない」と思っていた私が、
マッチングアプリを通して、こんなふうに旅を楽しめるパートナーと出会いました。
一歩踏み出す勇気は、少しだけ必要だったけれど、
それ以上に、手に入ったのは 未来に楽しみを持てる毎日 でした。
年齢を理由に、恋をあきらめたり、旅を我慢したりしなくていい。
私たち世代だからこそ、ゆっくり、丁寧に、自分のペースで“幸せ”を見つけていけるはずです。
あなたにも、きっと素敵な出会いと、素敵な旅が待っています。😊
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