信州の旅・最終回

パートナーとの日々

4日間の旅がくれたのは、お酒と温泉と、優しい時間でした。

「この旅、終わってほしくないね」

そんな言葉が、何度も口からこぼれました。

4日間の信州の旅。たくさん笑って、たくさん食べて、たっぷり癒された、幸せな時間でした。

◆ 旅の締めくくりも、やっぱり“地酒”から

最終日、チェックアウトしてすぐに向かったのは、前日に居酒屋さんで飲んで気に入ったお酒を買いに、地元の酒屋さんへ。

「旅先で出会ったお酒を、おうちでもう一度楽しめるなんて最高だよね」と、

リョウくんとふたり、嬉しそうに日本酒を吟味。

キャンプ好きな彼の車には、いつも大型のクーラーボックスが積まれていて、こういう時に本当に頼りになります(笑)

私はクラフトビールも大好きなので、何本もお持ち帰り決定!

旅が終わっても、家で“旅の続きを楽しめる”って、最高の余韻の味わい方ですよね。

◆ もう一度、信州そばを

信州と言えば、やっぱりお蕎麦。

「帰る前にもう一度食べておこう!」と、旅の最後のランチは2軒目の信州そば店へ。

しっかりとしたコシと香り。シンプルなのに、なぜこんなに美味しいんだろう。

お腹を満たした後は、地元のスーパーや物産店でお土産探し。

道の駅とはまた違った品ぞろえで、地元の人が普段使っている調味料や、おつまみ、地場野菜なども買えて満足♪

◆ 帰り道も笑いながら、「また行こうね」と

名残惜しさを感じながらも、車の中では笑いが絶えません。

「このビールは、あの夕焼けの時に飲もうね」

「次は飛騨高山とか、行ってみない?」

すでに次の旅の話が始まっていました。

リョウくんとこうして旅をして、お酒を飲んで、

たわいもない話をたくさんして、時々静かに同じ景色を眺めて――

それだけで心が満ちていくのを感じます。

◆ 60歳からの恋も旅も、まだまだこれから

若いころのように、激しく恋するわけではないけれど。

この年齢だからこそ気づく、穏やかで温かい恋があります。

旅の中で、私が一番感じたのは

「一緒に笑える人がいるって、なんて幸せなんだろう」ということ。

誰かと時間を共有することが、

景色も、食べ物も、温泉も、全部「もっと素敵に」見せてくれるんです。

◆ アラ還女子へ、エールをこめて

「もう恋なんてない」と思っていた私が、

マッチングアプリを通して、こんなふうに旅を楽しめるパートナーと出会いました。

一歩踏み出す勇気は、少しだけ必要だったけれど、

それ以上に、手に入ったのは 未来に楽しみを持てる毎日 でした。

年齢を理由に、恋をあきらめたり、旅を我慢したりしなくていい。

私たち世代だからこそ、ゆっくり、丁寧に、自分のペースで“幸せ”を見つけていけるはずです。

あなたにも、きっと素敵な出会いと、素敵な旅が待っています。😊

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